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マンタ

マンタ

■英名/Alfred manta
■科目/トビエイ目-トビエイ科
■地域/全海域
■大きさ/ 2m〜
■撮影地/タチャイピナクル

ナンヨウマンタは、ダイバーに絶大な人気を誇る大型のエイです。

長い間、マンタは一種類と考えられていましたが、2009年に分類が見直され、現在は複数種に分けられています。
ダイバーが一般的に「マンタ」と呼んでいるのはナンヨウマンタで、従来オニイトマキエイと呼ばれていた種類は比較的珍しい存在です。

マンタは大きな体を優雅に動かしながら泳ぐ姿が特徴で、ダイビング中に出会うと強く印象に残ります。多くの場合、体にはコバンザメが数匹付いています。

マンタを見るポイントとして有名なのが「クリーニングステーション」です。
ここでは小魚がマンタの体についた寄生虫などを食べるため、マンタが長時間ホバリングしている姿を観察できます。
単独で現れることもあれば、複数のマンタが集まることもあります。

マンタは警戒心があり、ダイバーが追いかけると離れてしまいます。
そのため、無理に近づこうとせず、マンタの方から近づいてくるのを待つのが観察のコツです。

また、プランクトンが豊富な海域では、マンタが捕食している様子を見られることがあります。
口を大きく開けて泳ぎながらプランクトンを取り込む姿は迫力満点で、多くのマンタが集まることもあります。

体の色は背中側が灰色、腹側が白色で、お腹には個体ごとに異なる斑点模様があります。
この模様は人間の指紋のような役割を持ち、個体識別にも利用されています。

中には全身が黒っぽい「ブラックマンタ」と呼ばれる個体も存在します。
完全に黒いものから、一部に白い模様が残るものまでさまざまで、ダイバーの人気を集めています。

マンタは卵ではなく子どもを産む胎生の魚です。
妊娠期間はおよそ1年とされ、生まれてくる赤ちゃんはすでに2m近い大きさになることもあります。大型で優雅な姿だけでなく、その生態にも多くの魅力を持つ海の人気者です。