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お魚図鑑

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サンゴや海綿体

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キンチャクダイ科

スズキ目スズキ亜目に属していて8属で構成されており、熱帯魚を中心に82種類います。太平洋・インド洋・大西洋の熱帯域に分布する海水魚のグループで、特に西部太平洋に住む仲間が多いです。ほとんどは水深20mより浅い海で暮らし、深所にまで分布する種類はまれです。サンゴ礁魚類の代表的存在として知られ鮮やかで美しい体色をもつ種類が多く、一般には「ヤッコの仲間」として親しまれています。
体色は成長段階によって著しく変化し、稚魚と成魚ではまったく異なる色彩・斑紋を呈することがしばしばありあります。性別による体色の差も大きく、いわゆる性的二形を示す種類が多く、キンチャクダイ類の多くは雌性先熟型の雌雄同体で、すべての個体が当初は雌として成長し、ある程度大きくなると雄に性転換します。
1匹あるいは複数の大型の雄によってハーレムが形成されるものとみられるが、繁殖行動については詳細が明らかになっていない種類が多いです。
キンチャクダイ類は「エンゼルフィッシュ Angelfish」の英名をもつが、日本語で「エンゼルフィッシュ」と言った場合はベラ亜目シクリッド科に属する淡水魚のエンゼルフィッシュ(Pterophyllum 属)を指すことが多いです。

スズメダイ科

スズキ目ベラ亜目スズメダイ科に分類される魚類です。4亜科・28属・300種類以上が知られ、おもに熱帯地方の浅い海に分布します。その中にはイソギンチャクと共生することで有名なクマノミ類も含まれます。鮮やかな色をした種類が多く、観賞魚としてよく飼育されダイバーにも人気が高いです。
浅瀬から20M前後までに生息するイソギンチャクを我が家としており一生をそこで過ごす場合もあります。イソギンチャクの持つ毒で外敵から身を守る代わりに常に動き回ることで、新しい海水をイソギンチャクに提供しており共生のバランスを取っています。

フエダイ科

スズキ亜目の下位分類群の一つです。中型・大型の肉食魚のグループで、熱帯の沿岸海域を中心に100種類以上が知られています。
大型魚が多いグループで、成魚の全長は数十cm程度、種類によっては1mを超えるものもいます。「フエダイ」(笛鯛)の名は、フエダイ属の口が前方に突き出て口笛を吹いているような形状をしていることに由来します。和名も形態もよく似たフエフキダイ科 と紛らわしいですが、フエダイ属は頭部に鱗が多いこと、口の中は赤くないこと、臼歯がなく牙状の犬歯が並ぶことなどで区別できます。なおフエダイ属以外のフエダイ科魚類では、口が前に突き出たものは少ないです。

フグ科

条鰭綱フグ目に分類される科です。全世界の熱帯から温帯に分布します。肉食性であり、甲殻類、貝類、ゴカイ等を食べます。群れを作る種は少なく単独で中層を泳いでる姿をよく見かけます。背鰭と臀鰭で推進力を生み出す独特の泳ぎ方をするので可愛らしい姿は女性ダイバーにとても人気です。
大量の水(または空気)を飲み込み、体を膨らませることができ、ハリセンボンなどはとても大きくなり針を尖らせます。。肉・内臓・卵巣などに猛毒のテトロドトキシンを蓄積する種がいるので注意が必要です。

タカサゴ・イサキ・ヒメジ科

タカサゴはおよそ23種がいて。フエダイ科と似ているが、プランクトンの摂取に適応しており、大きな餌は摂りません。インド太平洋の岩礁に生息します。

イサキはコショウダイなど沿岸付近に生息する汽水魚・海水魚を中心に145種が含まれます。イサキ科魚類は左右に平たく側扁した体型をもつものが多く、コショウダイ科の仲間は、厚い肉質の唇と鮮やかな体色が特徴となっています。
ヒメジは66種、暖かく浅い海に適応した魚で、鮮やかな体色や下顎下面に2本の「あごひげ」があることなどを特徴とします。

チョウチョウウオ科

スズキ目スズキ亜目に属しており世界中の暖かい海のサンゴ礁などに約130種以上がいます。木の葉のように丸くて薄い体型をしており、鮮やかな色彩をもつものが多いです。英語ではButterflyfish(バタフライフィッシュ)と呼ばれ、チョウチョウウオの名の由来は「サンゴ礁のなかをひらひらと泳ぐ様」を「お花畑をひらひらと飛ぶチョウ」の姿に準えたものです。

カマス科

スズキ目カマス科に分類される魚類の総称です。カマス科はカマス属のみ1属で構成され、オニカマスなど少なくとも21種がいます。バラクーダという英名でも知られています。すべて海水魚で、太平洋・インド洋・大西洋の熱帯・亜熱帯域に幅広く分布します。主に沿岸域に生息し、サンゴ礁や岩礁の周囲で群れを形成し、活発に泳ぎ回ります。食性は魚食性で、イワシなど他の魚類を貪欲に捕食します。

ウツボ科

ウナギ目ウツボ科に分類される魚類の総称です。 温暖な地域の浅瀬に生息する海水魚で、鋭い歯と大きな口を持つ大型肉食魚でもあります。

フサカサゴ科

フサカサゴ科はスズキ目に所属する魚類の分類群の一つで大きな科の一つとなり、3亜科25属201種で構成されます。 世界中の温暖な海域を中心に分布するが、インド洋・太平洋に特に多いです。フサカサゴ科は、カジカ科の魚と間違われやすいです。卵生であり、メバルの仲間と大きく異なります。ミノカサゴのように一部の種類では卵が風船状のゼラチン膜によって包まれることが報告されています。

サメ、マンタ、マグロの仲間

レオパードシャークやブラックチップシャークなどプーケット近郊やシミラン諸島、スリン諸島などでダイバーに人気のサメをご紹介します。

ジンベエザメを筆頭にマンタやレオパードシャークはダイバーに人気の魚達です。ジンベエザメはテンジクザメ目ジンベエザメ科に属する唯一のサメです。サメや軟骨魚類としてのみならず、すべての魚類の中で現生最大の種で、鯨類以外での最大の動物です。世界中の熱帯・亜熱帯・温帯の表層海域に広く分布します。動きは緩慢であり、基本的には人にとって危険性の低いサメである。食べ物は巨体に似合わず大量のプランクトンです。

マンジュウダイ科

マンジュウダイ科に属する魚の一種です。別名、ツバクロ(燕、ツバメの古名)、ツバメダイ(燕鯛)、アブラウオ(脂魚)など。 太平洋西部からインド洋、紅海の温暖な海域に生息します。

アジ科

アジ科はスズキ目の下位分類群の一つです。和名にあるアジ類の他にも、ブリ、コバンアジ、イケカツオ等、約30属150種が所属します。全てが海生で、遊泳力の高い中型から大型の肉食魚です。全長は数十cmのものから1mを超えるものまで種類によって異なり、肛門と臀鰭の間に2本の遊離棘があることで他のスズキ亜目魚類と区別されます。

トビエイ科

世界で7属、約40種が知られます。3つの亜科に分けられるが、これら3つを独自の科とする場合があります。胸鰭の一部が頭部前端に突出した頭鰭をもち、これはとくに左右のものが分離しているイトマキエイの仲間で目立ちます。尾部は長く、背鰭の後方に毒のある尾棘を有するものも多いです。エイの仲間でも最大級となるオニイトマキエイは、本科に含まれます。

ブダイ科

ブダイという名前の由来には、いくつかの説があり、身体が鎧を着た武士のようなので『武鯛』、ヒラヒラと舞うように泳ぐ姿から『舞鯛』、鯛に比べて不格好ということで『醜鯛』もしくは『不鯛』という説があります。全長30-40cm。ベラに似た体型だが、やや体高が高く、頭部が大きくオスはやや青みがかっていて、メスはやや赤みがかっています。

ハゼ科

ハゼ亜目最大の科であり、極地を除く世界中の水域から200を超える属が知られます。体型はやや細長く、あまり側扁せず、体の前半は円筒形であることが多いコバンハゼなどは側扁した短い体型で、ワラスボなどはウナギのような細長い体型です。体側に側線はない。背鰭はほとんどの種が2基であり、第1背鰭は基底が短く、棘条で構成されます。

ハギの仲間

フグ目に属するモンガラカワハギ科は背鰭の棘は3棘でカワハギの仲間よりも多く色彩はさまざまで、熱帯地方のものには派手なものが多いです。世界中の温暖な海域に生息し、世界では12属、約42種が分布します。モンガラカワハギやゴマモンガラなどはかなり気が荒いです。カワハギ科のお魚もご紹介します。その他にハギと名前が付く形に特徴のあるお魚をご紹介します。

イソギンポ科

イソギンポ科は56属、約360種が知られています。体長は10㎝程の種が多く、汽水や淡水、また水面上で生活する種もいます。 体は細長く、ハゼに似た体型の種が多く、鱗を持ちません。

エビ、カニの仲間

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カメ、イカ、タコ、他

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