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フサカサゴ科
フサカサゴ科
フサカサゴ科はスズキ目に所属する魚類の分類群の一つです。フサカサゴ科は、大きな科の一つで、3亜科25属201種で構成されます。 世界中の温暖な海域を中心に分布するが、インド洋・太平洋に特に多いです。フサカサゴ科は、カジカ科の魚と間違われやすいです。卵生であり、メバルの仲間と大きく異なります。ミノカサゴのように一部の種類では卵が風船状のゼラチン膜によって包まれることが報告されています。
それではプーケット、シミランで見られるフサカサゴ科のお魚をご紹介します。
ハナミノカサゴ
■英名/Indian lionfish
■科目/カサゴ目-フサカサゴ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm
いろいろなところで見かけることができます。たいていの場合は、あまり移動せずにいます。華やかな姿をしていて写真にも撮りやすい種です。
毒棘がある魚として有名です。魚の方から襲ってくることはまず無いし、カモフラージュして隠れていることもないので、触らなければ安全です。インド洋や紅海で見られる似た魚はインディアンライオンフィッシュとして別種となっています。
ハナミノカサゴに似ているミノカサゴは、尾びれに斑点がほとんどないことから区別できます。
ネッタイミノカサゴ
■英名/Broadbarred firefish
■科目/カサゴ目-フサカサゴ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 10〜20cm
胸ビレから細くて長い棘が延びているのが特徴です。
あまり動かないので、撮影はやりやすいです。棘に毒があるので、魚の方もくるならこいという感じなのかもしれません。毒がありながら、なかなかかわいらしい魚です。
2011年にネッタイミノカサゴとの比較として新しくミズヒキミノカサゴという魚が報告されています。
ミノカサゴ
■英名/Luna lion fish
■科目/カサゴ目-フサカサゴ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/ 20〜50cm
夜行性ということで、昼間のダイビングで見かけるときは、あまり移動せずにいます。このため写真には撮りやすいです。
毒棘がある魚として有名です。襲ってくることも、隠れていることもないので、触らなければ安全です。
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