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インド洋の固有種#1
2023/08/12

インド洋の固有種#1

インド洋の固有種#1

スカンクアネモネフィッシュ

スカンクアネモネフィッシュ
スカンクアネモネフィッシュ

■英名/Skunk anemonefish
■科目/スズキ目-スズメダイ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/ 〜10cm

イゾギンチャクへの執着性が強く、ほとんど離れることがありません。スカンクという名前がついていますが、匂いを出すことはもちろんありません。中央に色帯を持つ共通の特徴から命名されたようです。
セジロクマノミと非常に似ています。セジロクマノミの方が中央の白帯の幅が太く、しかも上唇まで達しています。たいていの場合、セジロクマノミの方が濃いオレンジ色をしていますが、体色については固体差が大きいので、識別にはあまり使えないようです。ダイビングでは、単純に分布域の差から区別することになるでしょう。ただしインドネシア近海では分布域が重なっているので、注意が必要ですが。

インディアンダッシラス

■英名/Cloudy dascyllus
■科目/スズキ目-スズメダイ科
■地域/インド洋
■大きさ/ 〜10cm

インディアンダッシラス
インディアンダッシラス

インド洋の固有種です。太平洋のフタスジリュウキュウスズメダイと非常によく似ていますが、こちらの方が体色と尾ビレの色が白いところから区別できます。フタスジリュウキュウスズメダイのインド洋版といった感じですね。ダイビングでは場所で判断するのが簡単かもしれません。体長は最大で7cm程度です。

オーロラシュリンプゴビー

■英名/Pink-bar Shrimp-Goby
■科目/スズキ目-ハゼ科
■地域/インド洋
■大きさ/ 〜10cm

オーロラシュリンプゴビー
オーロラシュリンプゴビー

シミランで見られました。水中では帯の色がくすんで見えますが、光をあてるときれいな色になります。目の下に赤い帯があるのが特徴です。背ビレ、尾ビレにきれいな斑点があるのも特徴です。
サイトによってはオーロラパートナーゴビーとしているところもあります。
ヒレを畳んでいると、ヒメダテハゼと似ています。こちらの方が色は鮮やかなようですが、水中だと色がくすんで見えるので似てきます。こちらの方が帯が太めなことと、目の下に線があるかないかでも区別できます。

タイガーテールシーホース

■英名/Tiger tail seahorse
■科目/ヨウジウオ目-ヨウジウオ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋
■大きさ/10〜20cm

タイガーテールシーホース
タイガーテールシーホース

ダイバーに人気があります。黄色の体色に茶色の模様が特徴です。尾のあたりの模様が虎に似ているところから名前が付いているようです。
アンダマン海のリチュリューロックでの水深30mあたりで撮影しました。

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