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インド洋の固有種#3
インド洋の固有種#3
インディアンライアテールバスレット
![インディアンライアテールバスレットのメス](https://www.nicedivephuket.com/wp-content/uploads/2023/06/0268a1c3e8a5d2967a8aef9575d36168.jpg)
■英名/Indian Lyretail Basslet
■科目/スズキ目-ハタ科
■地域/中・西部太平洋 インド洋 紅海
■大きさ/10〜20cm
これまではキンギョハナダイとして扱われていましたが、キンギョハナダイは日本固有種でその他の地域は別種となります。シミランの浅い岩サンゴの周りに群れているところをよく見かけます。南国の珊瑚礁に色のきれいな魚がたくさんいるというような構図の写真にはぴったりの魚といえると思います。上の写真はメスで群れているのはほとんどがメスです。ときおり下の写真のようなオスを見かけます。群れの中の最も大きなメスがオスに性転換するのだとか。キンギョハナダイとメスはほとんど区別できませんが、オスはキンギョハナダイの方が一回りは大きく、背ビレ後端に黒い部分があるなど、模様にも違いがあります。
![インディアンライアテールバスレットのオス](https://www.nicedivephuket.com/wp-content/uploads/2023/06/2c6e89df45b73bcc8883d022335fd049.jpg)
インディアンバカボンドバタフライフィッシュ
■英名/Indian vagabond butterflyfish
■科目/スズキ目-チョウチョウウオ科
■地域/インド洋
■大きさ/10〜20cm
![インディアンバカボンドバタフライフィッシュ](https://www.nicedivephuket.com/wp-content/uploads/2023/08/3823041c190e9c2e39a43e36acbe927b.jpg)
バカボンド(vagabond)とは英語で放浪者という意味です。太平洋で見られるフウライチョウチョウウオのインド洋版になります。フウライチョウチョウウオとの違いは、こちらは体の後ろ(尾ビレ付近)が黒くなっているところです。ペアでいることが多いです。
インディアントリガーフィッシュ
■英名/Indian triggerfish
■科目/フグ目-モンガラカワハギ科
■地域/インド洋 紅海
■大きさ/ 20〜50cm
![インディアントリガーフィッシュ](https://www.nicedivephuket.com/wp-content/uploads/2023/08/a171727f87e04ef25e62850922cf2152.jpg)
ソロイモンガラに似ていますが、尾ビレの後端の形状がことなります。モルディブやアンダマン海などのインド洋でよくみられます。
イヤースポットブレニー
■英名/Starry dragonet
■科目/スズキ目-ネズッポ科
■地域/インド洋
■大きさ/〜10cm
![イヤースポットブレニー](https://www.nicedivephuket.com/wp-content/uploads/2023/07/bafb52778d5a26645a4909624d51254e.jpg)
身体は細長く、鱗はありません。背鰭は3基で、第1・第2背鰭は棘条からなります。体色は淡い橙色で、後部につれて薄くなり、小褐色点が散在します。鰓蓋上部に明瞭な黒斑が入ります。つまり耳に黒い点が入るカエルウオなので”Ear Spotted Blenny”と呼ばれます。カエルウオの仲間は、ただでさえ愛嬌がある顔をしていますが、イヤースポットブレニーは色も美しく、とってもチャーミングで大人気です。そっと近づけば、じっとしているのでじっくり観察できますが、驚かせると穴に隠れてしまいます。
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