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コームーヤン
2022/05/28
コームーヤン
コームーヤン

タイ東北部のイサーン地方。その郷土料理はタイ全土にまたがって愛されています。プーケットでもイサーン料理は大人気。豊富なメニューで地元民の食生活を支えています。

イサーン料理とは?

タイ東北部(イサーン地方)で日常的に食べられている料理の総称。バンコク周辺で元々食べられていたタイ料理と一目して異なる特徴を持っていて、地理的にも隣接したラオスのラオス料理と共通点が多いです。イーサーン料理の特徴は他の地方の料理と比べて辛味が非常に強いことです。極辛の唐辛子プリッキーヌーで辛味をつけるのが特徴で、農業生産に恵まれていないため昆虫食も日常的に行われています。といっても日本人の舌にも合うメニューが多く野菜からお肉までその種類は豊富です。また、一般的に蒸した長粒種のもち米を主食とし、食事に生野菜やハーブの盛り合わせを添えています。

コームーヤンとは?

コームーヤーンは『コー:喉』『ムー:豚』『ヤーン:炙り焼く』という名前の通り「豚の喉肉の炙り焼き」という料理です。タイでコームーと言われる部分は豚の頬から肩のネック(首)部分のお肉(豚ネック)と同じで、日本ではトントロやPトロと呼ばれているお肉です。バンコクなどの大都市では元々食べられることのない喉肉ですが、食材が貴重だったタイ東北部イサーン地方では広く食べられてきました。コームーヤーンの魅力は、なんといってもコリっとした歯ごたえ…噛めば噛むほど味が出てきて、脂の乗ったお肉は跡を引く美味しさで日本の豚トロの感覚でどんどん箸が進むこと間違いなし!

   

どこで食べれるの?

プーケットではローカルレストラン、ビーチ近くのタイ料理を扱っているレストランならどこでもおいてあります。屋台、レストランなど本当にどこでも置いてあります。また、唐辛子が効いたタレ『ナムジムジャオ』につけて食べるのですが、お店によって少しずつこだわりの味付けが違って楽しいです。

コームーヤンの気になる料金は?

だいたいどこのお店でも50バーツ前後で2人前ぐらい。もち米のおかずとして一緒に食べると美味しいです。お肉についたソースをもち米に少しつけて食べるのがお勧め!!

まとめ

コームーヤンはイサン(東北地方)の食べ物ですがタイ全土に広まっていてどこでも美味しく食べられる、タイ国民の胃袋を支えていると言っても過言じゃありません。なかでもコームーヤンはその主役級で、日本でいうところの生姜焼きぐらい大人気です。もち米のお供、お酒のおつまみとどんな時でも食卓にあると安心します。

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