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ダイビングと健康
2022/06/27

ダイビングと健康:メリット

高い脂肪燃焼量

体重50kgの方が1ダイブ(約40分)に燃焼するエネルギー消費量は約250kcal。
これはエアロビクスよりも高い数値です。
なぜそれだけ脂肪を燃焼する量が多いかと言えば、一つは水中という運動抵抗が生じる場で、ひねりを含めた全身運動をしているからです。
そしてその運動の中で脂肪を多く燃焼する脚(Leg)の筋肉を特に使うからです。
また規則正しく、ゆっくりとした呼吸ペースも脂肪燃焼効果が高い。
1日2ダイブの消費カロリーをおおよそで計算すると、ビーチダイブ(エントリー、エキジットや水面移動を含む)の場合で合計700kcal。

代謝率は通常の2~3倍

水圧が脚を引き締めてくれることにより、カラダの下部に溜まりがちな血液は押し上げられ、血液の流がよくなります。
この力は深く潜れば潜るほど大きくなります。つまり、水圧の増加で脚がコンプレッションとなり、血液はカラダ全体を循環し、心臓に戻りやすくなるのです。
これはむくみや冷え、新陳代謝を助ける効果があります。代謝率は他のスポーツと比べ2~3倍も高い。
髪の毛や爪の伸びるのが早くなりがち。

ダイビングが健康に及ぼす影響で一番、実生活で感じやすいです。

持久力がUP

水中では水圧によって肺の容積が小さくなります。
その小さな状態で大きく吸うための筋肉、いわゆる呼吸筋が盛んに働きます。これが呼吸筋の鍛練になり、肺機能の向上につながります。
この機能が上がると、深くゆっくりとした呼吸でたくさんの空気を出し入れするようになり、普段使っていない肺のすみずみまで酸素を送り込むようになります。
そして普段の生活でも酸素をしっかり取り入れられるようになっていき、持久力が高くなります。
つまり長時間動いても疲れにくい体質に変わるのです。

免疫力がUP

リンパは人間の免疫にかかわる器官。
リンパ液がリンパ管やリンパ節を流れることで免疫機能が働きます。
ダイビングをすれば水圧による脚のコンプレッション作用で、血液と同様にこのリンパ液の流れも改善してくれます。
ダイビングを定期的に続けていけば、免疫力が高まり、風邪などを引きにくい体質に変わるかも

脚痩せ効果も

内転筋を鍛えれば太ももが細くなります。乗馬する方に脚の細い方が多いのはこのためです。
ダイビングの 『あおり足キック』 はまさにこの内転筋を鍛えるフィンワーク。
流れや抵抗のある水中を、ちょっと硬めのフィンを履いて、あおり足キックでガンガン泳ぎましょう。

ダイビングと健康:心臓への効果

心臓が強化される

水圧によって血液が上半身へ押し戻されると、心臓や肺へ送られる血液量が増えます。
すると体内のセンサーが働き、「心房性Na利尿ペプチド」 というホルモンが分泌され、心臓が強くなると言われています。
これは心臓壁が厚くなるような心肥大の予防にもつながります。
つまりダイビングをすれば、このホルモンによって、心臓は健やかな状態を保ったまま強くなっていくのです。
普段の生活では心臓を強くする場面があまりありません。
水圧によってこのホルモンの効能を享受できるのは、ダイバーの特典です

高血圧の予防効果

心臓を強くする 「心房性Na利尿ペプチド」 というホルモンは血管を拡張する作用もあります。
すると末端の血管にもスムーズに血液が巡るようになり、心拍数が低下し、さらには血圧も下がってきます。
陸上で座位の状態で測った数値が、
心拍数88、血圧(上)146、血圧(下)92 
の50歳男性が、水中(胸下)で立位の状態で測ると、
心拍数82、血圧(上)116、血圧(下)63       になったそうです。
ダイビングすることを慣習にすると、ホルモンが定期的に分泌されることで平時の血圧も下がってきます。
高血圧予備軍の方にとって、ダイビングは「高血圧症」の予防にもなるのです!

プーケットでダイビング

ダイビングと健康、まとめ

ダイビングをすることで、脂肪燃焼、代謝や持久力のUP、免疫力UPにつながるだけでなく心臓の筋肉が鍛えられ高血圧予防にもつながるんですね。実際に私は40歳までまともな運動をしておりませんでしたが、ダイビングを生業となってから風邪を引かなくなったりしています。

なんともありがたいスポーツだということが分かりました!!これからの健康な身体作りにおすすめのスポーツですね!!ダイビングと健康について知ることができました。ナイス!

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