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ウミシダ
動物
棘皮動物門ウミユリ網ウミシダ目
これは動物です!!
え?シダって植物じゃないの?動物なの?
と言うのも、羽根のような枝を多数持った姿は確かにシダ植物のようですが、口や肛門など消化器官もありデトリタスとよばれる生物の死骸や破片を食べて生きているのでれっきとした動物です。ウミシダは多数の腕を体の中心から輪生状に伸ばしていて、根のような形の枝で岩やサンゴにしがみついています。さらには。。。。
なんと泳ぐんです!
ウミシダは移動が可能で、種によっては腕を動かして活発に遊泳することも出来きます。これはもう完全に動物の活動ですね。ダイビングでは腕をぐるんぐるん回していたり遊泳している姿をたまに見ることができます。棘皮動物で遊泳ができるのは他にも深海にいるナマコだけだそうです。さらに「網」としてはウミユリ網に属しており、一輪だけ花をつけたユリを連想しますね。
繁殖・生態
ウミシダは雌雄異体で繁殖方法は体外受精です。
2億年から現在の姿
急激な水温上昇にも耐え抜く生きた化石と呼ばれております。その生命力はすさまじく腕は無限に再生し寿命は不明でもしかすると不死なのでは?とも言われています。
将来的に海の王者?
ウミシダの最大の捕食者は魚類だが無限に再生するので問題なし。さらには魚類以外の小さな動物も、ウミシダを宿主としながら、ときどきつまみ食いをしています。ウミシダに寄生するエビや巻き貝などは、食物を探すことさえしません。ウミシダが細長い腕で集めた食物を消化し、排泄するのを待ち、その糞を食べています。
ウミシダにはどこで逢えるの?
プーケット近郊ではラチャ方面、ピピ方面、マリンパーク方面どこでも見ることができます。また、シミランやリチェリューロックではひと際大きい美しいウミシダがたくさん生息しています。
ご注意は迂闊に触りますとマジックテープみたいにくっ付いて離れないだけでなく、刺されますので注意が必要です。
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